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What's new?  2009年4月~2010年3月実施

○ 長崎県美術館エル・グレコフォーラム案内
  エル・グレコ《聖母戴冠》特別展示 記念フォーラム「エル・グレコ:変貌の過去と現在」
日 時: 2010年4月24日(土)13:00~17:00
会 場: 長崎県美術館 2Fホール
主 催: 長崎県美術館
賛 助: 財団法人 鹿島美術財団
助 成: 財団法人 地域創造
後 援: 美術史学会、スペイン・ラテンアメリカ美術史研究会
概 要: 長崎県美術館開館5周年を記念して、プラド美術館所蔵のエル・グレコ作《聖母戴冠》が特別展示されるにあたり、記念フォーラムを開催します。
プログラム:
  【第一部】
  13:00~ レティシア・ルイス・ゴメス(プラド美術館学芸員)講演会 
  13:00-13:20 事業報告:「長崎県美術館とプラド美術館の交流事業とエル・グレコ《聖母戴冠》」
    野中明(長崎県美術館学芸員)
  13:20-14:50 基調講演:「エル・グレコの絵画における聖母マリア像」(スペイン語講演)
    レティシア・ルイス・ゴメス
  逐次通訳:久米順子(東京外国語大学大学院講師)
  定 員: 100名(先着順)
聴講無料(ただし、美術館コレクション展観覧券が必要です)
  【第二部】
  5:10~ トーク・セッション「エル・グレコ:変貌の過去と現在」 
  15:10-15:35 トーク1:「遍歴の画家エル・グレコ像の変転―過去から現在、そして未来へ」
    大髙保二郎
  15:35-16:00 トーク2:「エル・グレコの初期活動に関する若干の考察(仮題)」
    越川倫明(東京藝術大学美術学部教授)
  16:00-16:25 トーク3:「見果てぬ夢―須磨彌吉郎とエル・グレコ」
    川瀬佑介(長崎県美術館学芸員)
  16:30-17:00 ディスカッション
    司会/大髙保二郎(早稲田大学文学学術院教授)
出演/レティシア・ルイス・ゴメス、大髙保二郎、越川倫明、川瀬佑介
  定 員: 100名(先着順)
聴講無料(ただし、美術館コレクション展観覧券が必要です)

 長崎県美術館
 http://www.nagasaki-museum.jp/museumInet/sca/eveScheduleView.do?command=lecture&id=1184

(2010年3月30日 掲載)
○ 美術史学会 美術館博物館委員会東西合同シンポジウム 案内
  “伝説”を創る現場─展覧会の可能性を求めて─
日 時: 2010年5月1日(土) 10:00~16:50 (9:40受付開始)
会 場: 大阪大学中之島センター10F 佐治敬三メモリアルホール
    (大阪市北区中之島4-3-53  ※国立国際美術館・大阪市立科学館北側)
アクセス http://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map/index.php
主 催: 美術史学会
後 援: 全国美術館会議、文化資源学会、日本アートマネジメント学会
定 員: 180名(美術史学会員以外の参加も可、参加無料、事前申込不要、先着順)
開催趣旨
 現代の日本は政治経済から文化芸術に至るまで激変期にあります。美術史学会は2003年、「科学研究費助成金申請」の問題から東西合同シンポジウムを開催し、美術館・博物館をめぐるさまざまな問題を議論してきました。前回は、文部科学省が進める学芸員資格取得要件の見直しと、博物館法改正の努力項目にあげられた館の「自己評価およびその公開性の促進」をテーマとしましたが、今回は前回のシンポジウムでの提案を受け、前半では、科学研究費の指定館になるプロセスについて理解を深める場を設けたいと考えます。また、シンポジウムの中心となる後半では、美術館・博物館や大学関係をはじめ様々な立場で展覧会企画に携わる現場をとりあげます。何十万もの入館者を集めて〈記録〉に残る展覧会ではなく、規模は必ずしも大きくなくても、研究成果を反映し、質の高さと内容の充実において来館者に驚きと感動を与えて〈記憶〉に残る、“伝説”と呼ばれるにふさわしい展覧会を検証します。美術館・博物館受難の時代であるからこそ、希望をもって“明日”に開催されるべき展覧会の可能性を探りたいと思います。
プログラム
  開会・趣旨説明
  10:00 開会あいさつ: 百橋明穂(美術史学会西支部代表委員・神戸大学)
    趣旨説明: 橋爪節也(大阪大学)
  第1部 科学研究費の指定館をめぐって
    司会: 吉中充代(京都市美術館)
  10:20-10:50 報告「科学研究費の指定館になるために」
      内田啓一(昭和女子大学)
  10:50-11:20 「財団統合と科研費指定館の再申請について―大阪市の美術館博物館施設のケース」
      石川知彦(龍谷大学龍谷ミュージアム 教授[学芸員])
小林 仁(大阪市立東洋陶磁美術館 主任学芸員)
  11:20-11:50 質問 
  休 憩  
  第2部 シンポジウム 企画の現場―展覧会の可能性を求めて
    司会: 荒川正明(学習院大学)
  プレゼンテーション
  13:00-13:20 1「誰が、いかにしてだまされたのか?―「だまし絵」展」
      速水 豊(兵庫県立美術館 学芸員)
  13:20-13:40 2「窮すれば通ず~何故、芦屋で大阪画壇なのか?~」
      明尾圭造(芦屋市立美術博物館 学芸課長)
  13:40-14:00 3「準備室主催の展覧会―グラフィックデザインを展示して―」
      菅谷富夫(大阪市立近代美術館建設準備室 主任学芸員)
  14:00-14:20 4「地獄めぐりと説教絵本~あの世の情景展」
      安村敏信(板橋区立美術館 館長)
  14:20-14:40 休憩 
  14:40-16:50 全体討論―展覧会について語り合おう
     司 会: 橋爪節也(大阪大学)
     会場進行: 内田啓一(昭和女子大学)/吉中充代(京都市美術館)
     コメント: 荒川正明(学習院大学)/林 温(慶應義塾大学)
  16:50 閉会  

レジュメ(全体) こちら

(2010年3月23日 掲載)
○ 美術史学会西支部例会案内
担当:宮下規久朗委員、西上委員
日時: 2010年3月20日(土)13:30~
場所: 神戸大学文学部 視聴覚室
交通アクセス: こちら
  阪急電車「六甲」駅、JR「六甲道」駅、阪神電車「御影」駅より
  神戸市営バス36系統「神大文理農学部前」下車徒歩3分
研究発表:
・ヘラルト・ダーフィット作《森林》《キリスト降誕》三連画試論―ブルッヘの君主「森番」をめぐって―
  藤村 拓也(九州大学大学院)
 発表趣旨 こちら
・『モダン』女性像の流行―大正末から昭和初期の同時代女性像の考察―
矢頭 英理子(京都大学大学院)
 発表趣旨 こちら

(2010年2月21日 掲載)
○ 美術史学会東支部例会案内
担当:佐藤康宏委員
日時: 2010年3月27日(土)13:15~
場所: 東京大学 本郷キャンパス 法文2号館 1番大教室
交通アクセス: こちら
キャンパスマップ: こちら
研究発表:
・奈良・来迎寺の善導大師坐像の制作背景 -結縁交名を手がかりとして-
  小野佳代(早稲田大学)
 発表趣旨 こちら
・河村若芝と初期文人画家との関りについて -祇園南海と柳沢淇園を中心に-
赤木美智(太田記念美術館)
発表趣旨 こちら

(2010年2月19日 掲載)
○ 美術史学会会誌『美術史』への投稿手続き変更に伴うお知らせ

『美術史』への投稿手続きが改訂されました。<会報76号(2009年12月15日発行)に記載>
改訂された規定等と手続き変更は以下をご覧ください。
   『美術史』投稿規定・編集規定及び執筆細目
   『美術史』への論文投稿に伴う手続き・『論文投稿申込書』等

(2010年1月26日 掲載)


○ 美術史学会西支部例会案内
担当:後小路雅弘委員、中谷伸生委員
日時: 2010年1月23日(土)13:30~
場所: 福岡市美術館 講堂
交通アクセス:
 地下鉄空港線「大濠公園駅」、七隈線「六本松駅」より徒歩10分
 西鉄バス「城内・美術館東口」「NHK放送センター入口」下車徒歩3分
「赤坂3丁目」下車徒歩5分
地図 こちら
研究発表:
・マルグリット・ドルレアンの時祷書(BnF.ms.lat.1156B)における余白装飾の両義性
  田辺めぐみ(無所属)
 発表趣旨 こちら
・鎌倉時代前・中期慶派作例の金属製荘厳具と餝(かざり)仏師
三本周作(大阪大学大学院)
 発表趣旨 こちら

(2010年1月3日 掲載)
○ 美術史学会東支部例会案内
担当:大髙保二郎委員
日時: 2010年1月23日(土)14:00~
場所: 早稲田大学 戸山キャンパス 36号館 682教室
アクセスマップ こちら
研究発表:
・17世紀スペインにおける「キリスト横臥像」の発展とその用法をめぐって
 ―グレゴリオ・フェルナンデスの作品を中心に―
  松原典子(上智大学)
 発表趣旨 こちら
・17世紀初頭セビーリャにおけるイエズス会のための絵画
 ―ベラスケス《東方三博士の礼拝》とその周辺―
諸星妙(日本学術振興会特別研究員)
 発表趣旨 こちら

(2009年12月22日 掲載)

○ 地方分権改革推進委員会の第3次勧告における博物館法見直しに対する反対声明
2009年11月24日
内閣総理大臣 鳩山 由紀夫 殿
内閣府特命担当大臣(地域主権推進担当) 原口 一博 殿
内閣府地方分権改革推進委員会委員長 丹羽 宇一郎 殿
内閣府地方分権改革推進委員会事務局長 宮脇 淳 殿
総務大臣 原口 一博 殿
文部科学大臣 川端 達夫 殿
衆議院内閣委員会委員長 田中 慶秋 殿
衆議院文部科学委員会委員長 田中 眞紀子 殿
参議院内閣委員会委員長 河合 常則 殿
参議院文教科学委員会委員長 水落 敏栄 殿
文化庁長官 玉井 日出夫 殿
日本学術会議会長 金澤 一郎 殿
全国知事会会長 麻生 渡 殿
全国都道府県議会議長会会長 金子万寿夫 殿
全国市長会会長 森 民夫 殿
全国市議会議長会会長 五本幸正 殿
全国町村会会長 山本文男 殿
全国町村議会議長会会長 野村 弘 殿
美術史学会
代表委員 小佐野重利
地方分権改革推進委員会の第3次勧告における博物館法見直しに対する反対声明
 美術史学会は、1949年創設以来60年にわたり美術史学の発展と、会員の多くが研究および職務上深く関与する我が国の美術館・博物館における作品収蔵管理・展示企画および運営の高度化に寄与してきた。この間、美術史研究の順調な進展に伴い、2,486名(2009年10 月末現在)の会員を擁する人文系有数の学会に成長した。現在、博物館およびその相当施設(国公立、並びに私立の博物館、美術館等)に学芸員として勤務する会員は710名を数え、また勤務経験のある会員、さらに将来美術館・博物館への就職を希望する大学院生会員を併せると優に1000名を超えて半数近い会員が学芸員資格取得者(現場体験者)もしくは見込みの者である。
 また、本学会は平成13年(2001年)度以来、科研費対策委員会(2004年に美術館博物館委員会に改編)を設置して、科学研究費補助金の代表申請資格をもたない美術館・博物館学芸員の研究環境の向上に学会の総力をあげて取り組み、すでに指定館として認められていた機関に加え、新しく7機関(2007年3月現在)が研究機関として文部科学大臣の指定を受けるなど、一定の成果を収めている。また、指定管理者制度の導入に伴う美術館・博物館の学芸員の研究環境・待遇の変化に対しても、毎年シンポジウムを開催して学芸員および勤務館の状況把握と改善策の検討に取り組んでいるところである。
さる10月8日に地方分権改革推進委員会から鳩山首相に手交された第3次勧告に盛り込まれた博物館法第12条および第21条の本文の一部および条号の「廃止又は条例委任」(同第3次勧告の別表1の1-16ページ、分野10-通番16)を、現行の博物館法(平成20年改正)の各条文条項に照らして吟味すると、すでに全国日本博物館学会会長名で出された反対声明に表明されている懸念は、実際に起こりうることであり、きわめて深刻なことである。
 美術史学会として今回の勧告でもっとも懸念されるのは、博物館法第12条第1号から第3号が「廃止又は条例委任」とされ、かつ、講ずべき条例制定の主体が「都道府県」とされていることによって、同法第11条(登録の申請)にある博物館法で定める館長および学芸員の資格審査の基準が、都道府県ごとの条例により自由に変えられる恐れがあることである。とりもなおさず、それは館長および学芸員がそれぞれ研究者や大学等での学芸員資格取得者でなくてもよいとする都道府県庁の判断がまかり通ることになりかねない。先の改正により学芸員数の規定が削除されていることに加え、本勧告により、これまで歴史的に築き上げられてきた日本の美術館・博物館の水準が著しく低下することにはならないか、学会として深く憂慮するものであり、同時に美術史研究を活かして美術館・博物館の学芸・普及業務に現に従事している多くの美術史学会会員の権利と、将来従事することを希望する若い会員の就職の可能性を狭めるものである。また、21条の条文一部の廃止又は条例委任に関しては、もとより美術館・博物館の企画運営に館外から提言する協議会委員の資格の緩和には反対しないが、同資格が明示されなくなることによって、各自治体による恣意的な基準や判断を助長したり、適切に対応しうる人材に乏しい市町村での混乱などで、文化行政への理解と矜持を欠いた安易な人選が横行する恐れがある。
 一方、平成24年4月1日より施行される「博物館法施行規則の一部を改正する省令」(平成21年文部科学省令第22号)により、学芸員資格取得に要する大学等での開講科目が従来の「8科目12単位」から「9科目19単位」へと大幅に増加することによって学芸員資格取得者の減少あるいは取得の困難化が懸念されるなか、各大学は同改正への対応に取り組み始めたばかりである。同改正は、国際的なレベルの学芸員の質の維持・向上を意図した改正であるため歓迎すべきであるが、これに対し、今回の博物館法第12条および21条条文の一部廃止又は条例委任の勧告は、美術館・博物館の質の担保を目的とする登録博物館制度の根幹を揺るがすものであり、上記の博物館法施行規則の一部改正の趣旨にも齟齬をきたして現場に混乱を生みかねず、行政の一貫性に疑いを抱かざるを得ない。
 以上により、美術史学会は、地方分権改革推進委員会の第3次勧告における博物館法改正の勧告に関しては強い懸念を禁じ得ず、反対することを表明する。 

参考: 内閣府地方分権改革推進委員会 〈委員会の勧告・意見等〉の項目より勧告内容を見ることができます。
http://www.cao.go.jp/bunken-kaikaku/iinkai/iinkai-index.html

(2009年12月1日 掲載)
○ 美術史学会西支部大会案内
今年度の美術史学会西支部大会として、講演及び特別見学会を下記の通り開催いたします。会期終了後の『お堂で見る阿修羅』展を見学する得がたい機会ですので、皆様のご参加をお待ちしております
担当:内藤栄委員
見学: 『興福寺国宝特別公開2009 ― お堂で見る阿修羅 ―』
場所: 興福寺会館〔興福寺三重塔西側〕・興福寺仮金堂
日時: 2009年11月24日(火) 15:30~17:00
(受付:15:00 ~ 場所:興福寺会館)
定員: 150名(先着順)
参加費: 無料
日程: 15:30 ~ 16:00 講演(興福寺会館) 
「国宝阿修羅像の展示について」
    興福寺国宝館館長 金子 啓明 氏
16:00 ~ 17:00 興福寺仮金堂 見学
※見学後自由解散といたします。
※参加には事前に申込が必要です。参加ご希望の方は、はがきに
    住所・氏名・電話番号・所属・「西支部大会参加希望」
 を明記の上、11月17日(火)必着で下記の宛先までお送り下さい。
〒630-8213 奈良市登大路町50番地 
         奈良国立博物館  北澤菜月
お問合せ: 奈良国立博物館 0742-22-7771 大会担当 内藤栄・北澤菜月

(2009年11月14日 掲載)

○ 美術史国際研究集会の第2次発表募集のお知らせ

SAVAH(South African Visual Arts Historians)主催、CIHA後援による、国際研究集会での第2次発表募集があります。発表要旨の応募締め切りは2010年3月末です。
詳細は 国際交流のページのその他国際研究集会に掲載しました。

(2009年11月14日 掲載)

○ リンク追加のお知らせ

関連機関(大学・研究所)として
 九州大学美学美術史・芸術学研究室 http://www.lit.kyushu-u.ac.jp/aesthe/
を追加いたしました。

(2009年10月23日 掲載)

○ 日本基層文化研究会 国際シンポジウム 案内
テーマ: 「楽浪漆器」出土に学ぶ〈アジア造形文化を繋ぐ思想〉の研究
日時: 2009年11月22日(日)9:30‐17:00
会場: 秋田公立美術工芸短期大学 大講義室
概要: 一般公開(入場無料) 定員180名(先着順)
主催: 秋田公立美術工芸短期大学、日本基層文化研究会
後援: 美術史学会、漆工史学会、フォーエバー現代美術館
助成: 野村国際文化財団
チラシ: こちら

(2009年10月23日 掲載)
○ 科研の申請 について
2009年9月9日
美術史学会員の皆様へのお願い
謹啓
 ようやく秋めいてきておりますが、学会員の皆様にはご健勝のことと拝察いたします。
 すでに平成22年度科学研究費補助金の公募要領が、
  文部科学省分(特定領域研究、新学術領域研究)
   http://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/hojyo/1283496.htm
  (独)日本学術振興会分(特別推進研究、基盤研究、挑戦的萌芽研究、若手研究(S・A・B))
   http://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/03_keikaku/download.html
  (独)日本学術振興会分(研究成果公開促進費)
   http://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/13_seika/keikaku_dl.html
と、それぞれ公開されています。
 つきましては、学会員の皆様の多くが平成22年度科学研究費補助金にふるって応募され、その研究計画調書の研究種目欄については、できれば「分野」を人文学、「分科」を哲学、「細目」を美学・美術史、「細目表のキーワード」を美術史と記入していただきたくお願い申し上げます。
 平成20年度の科学研究費補助金申請時から、同じ「分野」人文学に「分科」芸術学、「細目」芸術学・芸術史・芸術一般が新設されたため、同分科・細目への申請と従来の「分科」哲学および「細目」美学・美術史への申請とに大きく分かれてきており、「細目」美学・美術史への応募件数が減っています。目下、平成25年度科学研究費補助金の「系・分野・分科・細目表」の改定に向けて、文科省および日本学術振興会で検討が開始されようとしていますが、その中で「細目」美学・美術史の見直しが俎上に上がっていると仄聞しています。
 今回の改定は10年に1度の大幅な見直しです。前回の平成20年度科学研究費補助金「系・分野・分科・細目表」の改定の際、見直しに当たっての基本的考え方(平成17年11月24日科学技術・学術審議会学術分科会・科学研究費補助金審査部決定)が公開されています。それによると、[見直しの観点]1.細目の追加・削除には、(1)前回の改正以降の応募件数が著しく増加又は減少している細目であるか (3)学問の進展にそぐわない細目であるか、といった観点が挙げられています。今回の改定によっては、上記の観点に立って「細目」美学・美術史が削除されたり、他の分科や細目に統合されたりする恐れがあるため、上記のことをお願いする次第です。
 これは、美術史学会の運営を統括する立場から、学会の今後の発展と大学等教育研究機関の学科目としての美術史の存続を視野に入れての個人的なお願いであり、会員の皆様が、申請される研究課題にふさわしい研究種目(分野・分科・細目)を選ぶ自由を拘束するものではないことを付言します。何卒、ご勘案ください。
謹白
美術史学会代表委員 小佐野重利
同 西支部代表委員 百橋 明穂

科研の申請資格について
以下の手順で情報を入手してください。
1. 学術振興会(http://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/index.html)「科研費トップページ」→2へ
2. 左コラム「Contents」の「各種目のページ」→3へ
3. 「基盤・挑戦的萌芽・若手(A・B)」→4へ
4. ■平成22年度公募について「平成22年度科学研究費補助金(特別推進、基盤、挑戦的萌芽、若手(S・A・B))公募要領・研究計画調書等のダウンロードページ」→5へ
5. 公募要領・研究計画調書等のダウンロードページ「平成22年度科学研究費補助金(特別推進研究、基盤研究、挑戦的萌芽研究、若手研究(S・A・B))」→6へ
6. 分割ダウンロード「【Ⅲ応募される方へ 1応募の前に行っていただくべきこと】(11~16ページ)」PDFファイル→7へ
7. (1) 応募資格の確認
「日本学術振興会の「特別研究員」及び「外国人特別研究員」は応募することはできません。」
「ア 研究機関に、当該研究機関の研究活動を行うことを職務に含む者として、所属する者 であること (有給・無給、常勤・非常勤、フルタイム・パートタイムの別を問わない。また、研究活動以外のものを主たる職務とする者も含む )。」
※常勤の所属機関のない場合でも、非常勤先の機関を通じて研究者番号の取得が可能です。詳細は非常勤先の機関にお問い合わせください。


(2009年10月14日 掲載)
○ 第17回和紙文化講演会 案内
テーマ: 「海を越えた和紙の魅力」―手漉き紙の多彩な展開―
日時: 2009年11月22日(日)、午前10時~午後5時
会場: 昭和女子大学グリーンホール
アクセスマップ こちら
定員: 250名
参加費: 一般3,500円(機関誌『和紙文化研究』第17号および講演要旨集を含む)
主催: 和紙文化研究会
後援: 文化財保存修復学会、美術史学会
講演者と演題:
1.森本佳世子 「和紙産業を陰で支える功労者たち」
2.稲葉政満 「西欧の和紙コレクション」
3.リチャード・フレービン 「和紙に魅せられて」
4.増田勝彦 「海外の修復専門家は和紙をどのようにみているのか」
5.久米康生 「西洋人による和紙認識の展開」
お申し込み方法:
参加費の事前払い込みによる受付です。
郵便振替用紙に住所、氏名、電話、FAX番号、専門分野もしくは所属をご記入の上、参加費を払い込み下さい。
11月11日(水)締め切り。
[振込先] 郵便振替口座:00170−8−402506「和紙文化講演会」
お問い合わせ先:
〒110−8714 東京都台東区上野公園12−8
東京藝術大学 大学院美術研究科 保存科学気付
第17回和紙文化講演会事務局 稲葉政満
FAX:03−5685−7780
※ 会場の昭和女子大学へのお問い合わせはご遠慮下さい。

(2009年10月14日 掲載)

○ 美術史学会東支部例会案内
担当:越川倫明委員
日時: 2009年11月28日(土)13:30~
場所: 東京藝術大学 美術学部 中央棟2階 第3講義室
アクセスマップ こちら
研究発表:
・マダマ、ジュリオ・ロマーノ作《ポリュフェモス》解読
  深田麻里亜(東京藝術大学大学院)
 発表趣旨 こちら
・ローマ劫掠と美術
 
―セバスティアーノ・デル・ピオンボによるクレメンス7世の肖像を中心に―
小林明子(国立新美術館)
 発表趣旨 こちら

(2009年10月14日 掲載)
○ 美術史学会西支部例会案内
担当:橋爪節也委員、林洋子委員
日時: 2009年11月21日(土)13:00~
※開始時間が13時からなので注意してください。
場所: 大阪市立東洋陶磁美術館
交通アクセス:地下鉄御堂筋線「淀屋橋駅」、地下鉄堺筋線「北浜駅」より徒歩5分
京阪電車中ノ島線「なにわ橋駅」より徒歩すぐ
地図 こちら
研究発表:
・近世職人尽絵の特徴および系譜に関する考察
  ―喜多院(きたいん)所蔵『職人尽絵屏風』を中心として―
  奈良葉子(京都工芸繊維大学大学院)
 発表趣旨 こちら
・歌川広重と木曽街道の旅―大英博物館所蔵『スケッチ帖』の検討を基に―
菅原真弓(京都造形芸術大学)
 発表趣旨 こちら

(2009年10月11日 掲載)
○ アート・ドキュメンテーション学会創立20周年記念 第4回アート・ドキュメンテーション研究フォーラム 案内
テーマ: 日本のアート・ドキュメンテーション-20年の達成
MLA連携の現状,課題,そして将来
M(useum) , L(ibrary), A(rchives)
日時: 2009年12月4日(金)-12月5日(土)
会場: 東京国立博物館平成館大・小講堂
主催: アート・ドキュメンテーション学会(JADS)
共催: 東京国立博物館
後援: 美術史学会
その他: 詳細は こちら

(2009年10月11日 掲載)
○ 美術史学会東支部大会案内
美術史学会東支部では、東京国立博物館との共催により、下記の要領でシンポジウムを開催いたします。また、シンポジウム終了後には、学会員のみを対象とした、特別展「皇室の名宝—日本美の華—」の特別内覧会を実施いたします。
*事前申し込みが必要です。東支部事務局より送付した開催通知に同封の往復葉書にてお申し込み下さい(先着300名、9月25日必着)。
担当:松本伸之委員
シンポジウム「皇室と文化財」
趣旨: 東京国立博物館において、天皇陛下御即位20年を記念し、特別展「皇室の名宝—日本美の華—」が開催される。この展覧会では、御物をはじめ、三の丸尚蔵館・書陵部・京都御所・正倉院事務所など宮内庁関連機関が所蔵する美術工芸品など、通常、目にすることが難しい皇室ゆかりの名品の数々が一堂に展示される。これにちなみ、文化史上、皇室が果たしてきた重要な役割を改めて考察しながら、皇室ゆかりの文化財の美術史上における意義等について検証する。
日時: 2009年10月12日(月・祝)15:00~18:15
場所: 東京国立博物館 平成館 大講堂
交通アクセス:こちら
構内地図:こちら
  *「参加可」の返信葉書をご呈示の上、東京国立博物館
西門よりご入館下さい。
共催: 東京国立博物館、美術史学会
プログラム:
開会
15:00 美術史学会代表および東京国立博物館長あいさつ
第1部:基調報告
15:10-15:40 「特別展『皇室の名宝』の趣旨と意義」
原田一敏(東京国立博物館上席研究員)
15:40-16:10 「宮内庁三の丸尚蔵館の保存事業と公開」
太田彩(宮内庁三の丸尚蔵館主任研究官)
16:10-16:40 「正倉院宝物の保護と研究」
成瀬正和(正倉院事務所保存課長)
第2部:パネルディスカッション
16:50-18:15 皇室と文化財―美術史上における意義―
 進       行:佐野みどり
  パネリスト:太田彩、奥村秀雄、佐藤道信、原田一敏
閉会
*特別内覧会
18:30-20:00 東京国立博物館 平成館2階 展覧会会場
展覧会詳細は、こちらをご覧下さい。

(2009年10月1日 掲載)
○ ニューヨーク大学 リンダ・ノックリン教授来日記念講演会 案内(2回分)
1回目
演題:                「ルイーズ・ブルジョワ
 -OLD Age style: Late Louise Bourgeois」

 (逐次通訳付き)
日時: 10月22日(木)4:00pm~6:00pm
場所: 京都工芸繊維大学松ヶ崎キャンパス西部構内1号館3階大学院会議室
アクセス
  1.京都駅より
市営地下鉄烏丸線「国際会館」行きに乗車(約18分)「松ヶ崎駅」下車、徒歩約8分
(「松ヶ崎駅」の「出口1」から右(東)へ約400m、四つ目の信号を右(南)へ約180m)
2.京阪三条駅より
  市営地下鉄東西線「太秦天神川」行きに乗車、「烏丸御池駅」で地下鉄烏丸線・国際会館行きに乗り換え、
「松ヶ崎駅」下車、徒歩約8分
(「松ヶ崎駅」の「出口1」から右(東)へ約400m、四つ目の信号を右(南)へ約180m)
アクセスマップ   こちら または こちら
キャンパスマップ こちら
主催: 京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科造形工学部門
賛助: 財団法人 鹿島美術財団
協賛: 財団法人カシオ科学振興財団、京都工芸繊維大学国際交流センター
後援: 美術史学会、日仏美術学会、イメージ&ジェンダー研究会
司会進行: 永井隆則(京都工芸繊維大学)
聴講: 無料、予約不要
詳細: パンフレット
2回目
演題:                「ギュスターヴ・クールベ 
 −Living with Courbet: Fifty years of my lifeas an Art Historian」

 (逐次通訳付き)
日時: 2009年10月24日(土) 14:00~16:00
場所: 早稲田大学戸山キャンパス 早稲田大学文学学術院 36号館382(AV教室2)
アクセスルート
◇住所: 162-8644 新宿区戸山1-24-1
◇JR山手線:高田馬場駅より徒歩20分
◇西武線:高田馬場駅より徒歩20分
◇地下鉄東京メトロ:東西線 早稲田駅より徒歩3分/副都心線 西早稲田駅より徒歩12分
◇スクールバス:高田馬場駅 - 早大正門、馬場下町下車
アクセスマップ/キャンパスマップ こちら
主催: 早稲田大学美術史学会
賛助: 財団法人 鹿島美術財団
協賛: 財団法人カシオ科学振興財団
後援: 美術史学会、日仏美術学会
通訳: 川瀬佑介(長崎県美術館学芸員)
聴講: 無料、予約不要
詳細: パンフレット

(2009年9月15日 掲載)
○ 美術史学会東支部例会案内
担当:林温委員
日時: 2009年9月19日(土) 13:30~
  *通常と異なり第3土曜日に開催されますので、ご注意下さい。
場所: :慶應義塾大学 三田キャンパス 南館 2B41教室
アクセスマップ こちら
研究発表:
・佛光寺了源の首
  津田徹英(東京文化財研究所)
 発表趣旨 こちら
・石山寺多宝塔柱絵の仏教美術上の意義
林温(慶應義塾大学)
 発表趣旨 こちら

(2009年8月10日 掲載)
○ 美術史学会西支部例会案内
担当:並木誠士委員、平川佳世委員
日時: 2009年9月19日(土) 13:30~
場所: 京都工芸繊維大学 松ヶ崎キャンパス 東1号館1階 E111教室
交通アクセス:京都市営地下鉄烏丸線「松ヶ崎駅」下車 徒歩約8分
地図 こちら
研究発表:
・ドラクロワ作 ≪墓地のハムレットとホレーシオ≫
  ―フランスにおけるシェークスピア受容の観点から―
  西嶋 亜美(京都大学大学院)
 発表趣旨 こちら
・酒井抱一の仏画制作―谷文晁との関わりから―
木下 明日香(神戸大学大学院)
 発表趣旨 こちら

(2009年8月10日 掲載)
○ ジャン−クロード・レーベンシュテイン教授来日記念シンポジウム案内

テーマ : 「フランス近現代美術史研究の可能性」
コンセプト: フランス近現代美術史研究の可能性を様々な角度から提案・議論し、未来の研究の方向性を模索する。
日時 : 9月5日(土)9:20am~5:40pm
会場 : 京都工芸繊維大学松ヶ崎キャンパス西部構内1号館3階大学院会議室
主催: 京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科造形工学部門
後援: 美術史学会、日仏美術学会、イメージ&ジェンダー研究会
協賛: 京都工芸繊維大学国際交流センター
聴講: 無料、予約不要
プログラム:
座長: 稲賀繁美(国際日本文化研究センター教授)
司会進行: 永井隆則(京都工芸繊維大学准教授)
使用言語: 日本語
  9:20〜9:30 シンポジウム概要説明(永井)、座長挨拶
9:30〜11:00 基調講演:文献学、「セザンヌの夢」 (逐次通訳付き)
  ジャン−クロード・レーベンシュテイン(パリ第1大学名誉教授)
11:00〜11:30 質疑応答 (司会:永井)
11:30〜12:05 精神分析、「美術史と精神分析―「文献学」的眼差しの効用について」
  林道郎(上智大学教授)
12:05〜12:15 質疑応答 (司会:永井)
12:15〜13:15 昼食休憩
13:15〜13:50 ジェンダー、「Elles -フランスの女性アーティストとフェミニズム」
  岡部あおみ(武蔵野美術大学教授)
13:50〜14:00 質疑応答 (司会:永井)
14:00〜14:35 美術館、「美術館とフランス近代美術史研究」
  高橋明也(三菱一号館美術館館長)
14:35〜14:45 質疑応答 (司会:永井)
14:45〜15:00 休憩
15:00〜15:35 文学、「ゾラの美術批評・小説から見るフランス近代絵画」
  吉田典子(神戸大学教授)
15:35〜15:45 質疑応答 (司会:稲賀)
15:45〜16:20 ジャポニスム、「「空間」をめぐるジャポニスム」
  宮崎克己(美術史家)
16:20〜16:30 質疑応答 (司会:稲賀)
16:40〜17:30 全体討議 (座長:稲賀) (和仏通訳付き)
17:30〜17:40 閉幕挨拶

詳細パンフレット こちら

会場アクセス :
  1.京都駅より
  市営地下鉄烏丸線「国際会館」行きに乗車(約18分)「松ヶ崎駅」下車、徒歩約8分
(「松ヶ崎駅」の「出口1」から右(東)へ約400m、四つ目の信号を右(南)へ約180m)
2.京阪三条駅より
  市営地下鉄東西線「太秦天神川」行きに乗車、「烏丸御池駅」で地下鉄烏丸線・国際会館行きに乗り換え、
「松ヶ崎駅」下車、徒歩約8分
(「松ヶ崎駅」の「出口1」から右(東)へ約400m、四つ目の信号を右(南)へ約180m)
アクセスマップ こちら
キャンパスマップ こちら

(2009年8月3日 掲載)
○ 新学会代表あいさつ

『2009年度の美術史学会の活動に向けて』 掲載 こちら


○ 平成17年度~平成21年度文部科学省特定領域研究
「東アジアの海域交流と日本伝統文化の形成―寧波を焦点とする学際的創生―」
奈良国立博物館主催 国際学術シンポジウム(美術史学会共催) 案内

テーマ : 「舎利と羅漢-聖地寧波をめぐる美術-」
日時 : 2009年8月8日(土)・9日(日)
会場 : 奈良国立博物館講堂
プログラム(予定) :
   8月8日(土)
   10:40~11:00 開会式
  セッション1 寧波をめぐる舎利信仰と美術
   11:00~12:00 基調講演「舎利信仰の形成と展開」
   末木文美士(国際日本文化研究センター)
   (昼食)  
   13:30~14:05  報告1「杭州雷峰塔遺跡・地宮の発掘と出土文物」
   黎毓馨(浙江省博物館)
   14:05~14:40  報告2「中国宋代石造物の日本への影響」
   山川均(大和郡山市教育委員会)
   14:40~15:15  報告3「呉越の仏舎利信仰と鏡像の伝播」
   谷口耕生(奈良国立博物館)
   (休憩)  
   15:40~16:00  コメント 奥健夫(文化庁)
   16:00~17:00  パネルディスカッション  司会 稲本泰生(奈良国立博物館)
   17:30~19:30  懇親会
    ・・・・・・・・・・・・
  8月9日(日)
   10:00~11:00  特別展見学
   セッション2 大徳寺五百羅漢図とその成立背景
   11:00~12:00  基調講演「大徳寺五百羅漢図にみる聖と俗」
   Fong, Wen(プリンストン大学)
   (昼食)
   13:30~14:05  「呉越~北宋の羅漢彫刻について」
   藤岡穣(大阪大学)
   14:05~14:40 「大理国張勝温筆梵像卷羅漢像の研究」
   李玉珉(台北故宮博物院)
   14:40~15:15 「湖水への祈り―大徳寺伝来五百羅漢図と東錢湖―」
   井手誠之輔(九州大学)
   (休憩)
   15:40~16:00 コメント 宮崎法子(実践女子大学)
   16:00~17:00 パネルディスカッション
司会 板倉聖哲(東京大学)/Yukio, Lippit(ハーヴァード大学)
   17:00~17:10  閉会式
主催 : 平成17年度~平成21年度文部科学省特定領域研究「東アジアの海域交流と日本伝統文化の形成―寧波を焦点とする学際的創生―」・奈良国立博物館
後援: 美術史学会・読売新聞大阪本社 

詳細はこちら

(2009年6月13日 掲載) (7月2日 緑字追加)(7月15日 詳細リンク)
○ E-mail・電話・FAXでのお問い合わせ先変更のお知らせ

美術史学会本部事務局および東西支部事務局へのE-mail・電話・FAXでのお問い合わせ先が下記に変更されました。
〒166-8532 東京都杉並区和田3-30-22
   大学生協事業センター 美術史学会係
     E-mail 
       (スパムメール対策のためリンクは貼りません。恐れ入りますが、メール作成画面を開き、宛先欄にこのアドレスを手入力してください。)
     TEL 03-5307-1175  FAX 03-5307-1196

(2009年6月13日 掲載)
○ 本部事務局・東支部事務局交代のお知らせ

2009年6月から、本部事務局・東支部事務局が

 慶應義塾大学 文学部 美学美術史学 遠山研究室 内
  〒108-8345 東京都港区三田2-15-45
にかわりました。

(2009年6月13日 掲載)
○ 美術史学会東支部例会案内
担当:津田徹英委員
日時: 2009年7月25日(土) 13時30分~(受付13時~)
場所: 東京文化財研究所 地下1階セミナー室
*東京文化財研究所1階受付にて、例会案内葉書をお示しの上、ご入場下さい。

交通アクセス:
JR鶯谷駅下車徒歩10分
JR上野駅公園口下車徒歩15分
東京メトロ 銀座線・日比谷線上野駅・千代田線根津駅下車 徒歩20分
京成電鉄 京成上野駅下車 徒歩20分

アクセスマップ こちら
研究発表:
・鳳凰堂彫刻群の性格―雲中供養菩薩像の表現と配置をめぐる問題からの考察―
  佐々木康之(慶應義塾大学大学院)
 発表趣旨 こちら
・統一新羅時代の四天王像に関する図像学的考察
陸載和(武蔵野美術大学)
 発表趣旨 こちら

(2009年5月27日 掲載)

○ 美術史学会西支部例会案内
担当:河上繁樹委員、圀府寺司委員
日時: 2009年7月18日(土) 13:30~
場所: 頴川美術館 グリーンホール
交通アクセス:阪急電車今津線「甲東園」駅より西へ徒歩3分
地図 こちら
研究発表:
・初期友禅染に見られる寒色系色彩表現について
  髙木香奈子(関西学院大学大学院)
 発表趣旨 こちら
・河清元年(562)銘像考―「弥勒破坐」の解釈をめぐって―
徐男英(京都大学大学院)
 発表趣旨 こちら

(2009年5月27日 掲載)
○ 総会の開催について

 第62回美術史学会全国大会が中止になった場合においても、総会は、会場を変更して、下記のとおり開催する予定です。
 会員の皆さま方には、マスク着用など、感染拡大の防止にご配慮の上、ご参集いただきますよう、お願い申し上げます。
○ 総会 【日時】5月22日(金) 18:05-
【会場】コープイン京都 202室
○ コープイン京都 〒604-8113 京都市中京区柳馬場蛸薬師上ル井筒屋町411
            tel.075-256-6600
  地下鉄烏丸線「四条」駅より徒歩15分(13番地下通路が最寄り出口です)
  市バス5番「四条高倉」より徒歩5分
※コープイン京都の地図は、こちらのURLでご覧ください(PC/携帯共通)
http://www.navitime.co.jp/map/index.jsp?datum=1&unit=0&lat=%2b35.00.12.64&lon=%2b135.46.01.61&back=pc

(2009年5月19日 掲載)
○ 新型インフルエンザの発生と第62回美術史学会全国大会の開催について

                     美術史学会本部事務局・全国大会事務局

1.全国大会の開催・中止の判断基準
すでにご承知の通り、新型インフルエンザが国内で流行の兆しがうかがえます。特に感染が確認された地域が、全国大会当番校の京都大学に近い関西地域のため、会員の皆さま方もご心配のことと思います。5月18日現在、美術史学会事務局・全国大会事務局としましては、できる限り、当初の計画通り、大会を開催する方針でおります。
 しかしながら、当番校の京都大学が新型インフルエンザにより全学休校となった場合には、大会は中止せざるを得ません。また、大会の開催中でも、当番校が全学休校になった場合には、急遽、中止を余儀なくされることになります。
会員の皆さま方には、あらかじめこの点をご理解いただき、ご了解いただきますよう、お願い申し上げます。

2.感染防止の対策について
新型インフルエンザの感染予防には、マスクが有効です。大会参加者は、できるだけマスクを着用していただくよう、お願い申し上げます。

3.大会の延期 
大会が中止になった場合、延期などの対策については、常任委員会においてあらためて審議いたします。

4.事前振り込みの大会参加費について
大会が中止になった場合、事前にお振り込みいただいた大会費の扱いにつきましても、後日、あらためて通知いたします。

5.電話でのお問い合わせについて
本部事務局および大会事務局の事務処理能力には限界があります。この問題についての両事務局への電話によるお問い合わせは、極力お控えくださいますよう、お願い申し上げます。

※ 大会の開催期日が迫っております。緊急を要する事柄ですので、本ページの内容の周知にご協力いただけると幸いです。

(2009年5月18日 掲載)
○ 投稿規程等の改正のお知らせ

『美術史』の投稿規定等が改正されました。投稿を予定されている方は、改正後の規定をよく読んでご投稿ください。
改正後の規定は、本ホームページおよび『美術史』166冊に掲載されています。
なお新投稿規規定にも明記されておりますが、2009年6月末日締め切り分より、投稿先が下記のように変更になりました。お間違えのないようご注意ください。

投稿先
〒166-8532 東京都杉並区和田3-30-22
大学生協学会支援センター内『美術史』投稿受付係
電話 03-5307-1175


(2009年4月22日 掲載)
○ 第62回 美術史学会全国大会のお知らせ(詳細)

日時 2009年5月22日(金)~5月24日(日)
場所 京都大学 吉田キャンパス
連絡先 京都大学大学院文学研究科 思想文化学専攻 美学美術史学専修内
TEL:075-753-2752
FAX:075-753-2863
e-mail:taikai62@bun.kyoto-u.ac.jp
全国大会のサイト http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/aesthetics/taikai62/index.html

(2009年4月22日 掲載)
○ 美術史学会美術館博物館委員会東西合同シンポジウムのお知らせ
日時: 2009年5月9日(土) 10:00~16:00 (9:40受付開始)
会場: 東京都美術館講堂(上野公園内)
主催: 美術史学会
後援: 全国美術館会議、文化資源学会
定員: 240名(非美術史学会員の参加も可、参加無料、事前申込不要、先着順)
シンポジウムタイトル:
ミュージアムをどう評価するのか―学芸員の専門性と美術館・博物館の力―
趣旨: 美術史学会では2003年より毎年、東西合同シンポジウムを開催し、今日の美術館・博物館をめぐるさまざまな問題を論じてきました。今回は、本学会美術館博物館委員会の活動がそもそも学芸員の「科学研究費助成金申請」の問題からスタートしたことに立ち戻り、学芸員独自の専門性、およびそうした専門性に裏打ちされた実践活動に対する評価の問題をテーマにしたいと思います。関連して、2008年6月に行なわれた博物館法改正の努力項目として、美術館の「自己評価およびその公開性の促進」がうたわれたことをふまえ、経営的視点だけではない活動評価のあり方について議論を深められればと思います。
アクチュアルな問題としては、行政的な方面では、現在文部科学省で進められている学芸員資格取得要件の見直しがあり、このことは美術館のみならず学芸員養成カリキュラムをもつ大学にも大きな影響を与えると思われます。また、指定管理者制度が導入されて一定の期間を経たいま、この制度が学芸員のステイタスや美術館活動の評価にどのような影響を与えているのか、検証も必要です。これらの問題も、学芸員の専門性や雇用上のステイタスと密接な関連をもつ問題であり、今回のシンポジウムで話題としてとりあげる予定です。
プログラム:    (発表者のご所属は2009年3月現在のものです)
10:00      開会
 *全体進行:平芳幸浩(美術館博物館委員・京都工芸繊維大学)
10:00-10:05 あいさつ:浅井和春(美術史学会代表委員・青山学院大学)
10:05-10:15 趣旨説明:越川倫明(美術館博物館委員・東京芸術大学)
第1部 学芸員をめぐる行政・評価の方向性
司会:内田啓一(美術館博物館委員・昭和女子大学)
10:15-11:15 栗原祐司(文部科学省生涯学習政策局社会教育課企画官)
「大学における学芸員養成の充実と博物館評価について」
11:15-11:45 神林恒道(立命館大学)
「美術館外部評価検討委員会に参加して」
11:45-12:00 質疑応答
第2部 学芸員の専門性―現場からの問題提起
司会:橋爪節也(美術館博物館委員・大阪大学)
13:00-13:30 平井章一(国立新美術館)
「欲しい学術的評価と顕彰の場―展覧会企画と研究」
13:30-13:45 稲庭彩和子(美術館博物館委員・神奈川県立近代美術館)
「公立美術館における科学研究費の取得」
13:45-14:00 石川知彦(大阪市立美術館)
「科研費をもらえない大阪市立美術館」
14:00-14:30 雪山行二(横浜美術館)
「指定管理者制度のいま―横浜美術館が抱える諸問題
14:30-14:45 質疑応答
15:00-16:00 全体討論
司会:越川倫明
/指名コメント:高晟埈(美術館博物館委員・新潟県立万代島美術館)
16:00      閉会

(2009年4月1日 掲載)

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