第64回 美術史学会全国大会


会期 平成23年(2011年)5月20日(金)〜22(日)
会場 同志社大学・同志社女子大学


プログラム

5月20日(金)(12:45 受付開始) 
研究発表(13:15−16:45、会場:同志社女子大学 新島記念講堂)
13:15-13:55 貿易品としての南インド産絨毯
 −京都祇園祭と長浜曳山祭の絨毯をめぐって−
鎌田由美子(早稲田大学) 要旨
13:55-14:35 大英博物館における「日本美術史」の形成
 −20世紀初頭の変革を中心として−
彬子女王(立命館大学) 要旨
14:35-15:15 朝鮮国王に贈呈された「楊貴妃図屏風」
 −己酉約条と「金屏風五對」をめぐって−
朴美姫(武蔵野美術大学) 要旨
休憩10分   
15:25-16:05 キリシタン美術と対抗宗教改革期のイタリア美術 児嶋由枝(上智大学) 要旨
16:05-16:45 あの世の関所と〈最後の審判〉−ルーマニアの事例− 早川美晶(大阪市立大学) 要旨

『美術史』論文賞表彰式(17:00−17:20、会場:同志社女子大学 新島記念講堂)
総会(17:20−18:20、会場:同志社女子大学 新島記念講堂) 



5月21日(土) (9:30 受付開始) 
研究発表(午前
第一分科会(10:00−12:00、会場:同志社大学 夢告館) 
10:00-10:40 ガンダーラ仏教彫刻における生天思想の造形
 −従三十三天降下図を中心に−
田辺理(早稲田大学) 要旨
10:40-11:20 高雄曼荼羅金剛界四印会における大日如来の宝冠化仏について 中村夏葉(名古屋大学) 要旨
11:20-12:00 広島県浄土寺所蔵「仏涅槃図」再考 鯨井清隆(早稲田大学) 要旨

第二分科会
(10:00−12:00、会場:同志社大学 夢告館) 
10:00-10:40 〈イーゼンハイム祭壇画〉《キリスト復活》におけるキリストの形態とその意義 大杉千尋(神戸大学) 要旨
10:40-11:20 ボッティチェッリ作《柘榴の聖母》を巡る一考察 江尻育世(京都大学) 要旨
11:20-12:00 ガストン・フェビュスの『狩猟の書』
  −アンジュー本の挿絵における伝統と刷新−
木麻紀子(東京藝術大学) 要旨
    
研究発表(午後)
第一分科会(13:15-16:45、会場:同志社大学 夢告館) 
13:15-13:55 東博本「浜松図屏風」を旅の記憶の形象としてよむ 飯田紀久子 要旨
13:55-14:35 伝小野通女筆《徳川家康像》について 中村玲(筑波大学) 要旨
14:35-15:15 幽汀に見られる応挙画風について 藤井菜都美(学習院大学) 要旨
休憩10分      
15:25-16:05 狩野探信守道にみる江戸狩野派の新画風創造の一端 薄田大輔(学習院大学) 要旨
16:05-16:45 上方における相撲絵に関する一考察 大久保範子(横浜美術大学) 要旨

第二分科会(13:15-16:45、会場:同志社大学 夢告館) 
13:15-13:55 塑造家としてのヤコポ・デッラ・クエルチャ
 −ルネサンス塑造研究再考−
松本悠子(慶應義塾大学) 要旨
13:55-14:35 ブファリーニ礼拝堂とカラファ礼拝堂
 −1480年代にローマで制作された両装飾壁画の  視覚的類縁性をめぐって−
荒木文果(ローマ第一大学) 要旨
14:35-15:15 シャルトル大聖堂の《善きサマリア人の譬え話》のステンドグラスに関する一考察
  −教会論的・終末論的図像解釈の可能性をめぐって−
小野康子(名古屋大学) 要旨
休憩10分      
15:25-16:05 クノップフ作品における夢と現実
 −《ヴェラーレンと共に−天使》及び《愛撫》の画中文字の解読より-
矢追愛弓(九州大学) 要旨
16:05-16:45 1930年代フランスにおける壁画の復興 山本友紀(京都嵯峨芸術大学) 要旨
     
     
 懇親会 (18:30−20:30、会場:ハイアット リージェンシー 京都) 



5月22日(日) (9:30 受付開始) 
研究発表(午前
第一分科会(10:00−12:00、会場:同志社大学 夢告館) 
10:00-10:40 「男衾三郎絵巻」再考−望ましき当主像をめぐって− 岡部恵理子(学習院大学) 要旨
10:40-11:20 清原雪信の研究−伝記と伝説を中心に− 大平有希野(実践女子大学) 要旨
11:20-12:00 相合傘図像の源流を探る
  −井原西鶴『好色一代男』と菱川師宣『やまとゑの根元』の間−
金志賢(日本大学) 要旨

第二分科会
(10:00−12:00、会場:同志社大学 夢告館) 
10:00-10:40 ロベール・カンパンの「聖三位一体(父なる神のピエタ)」
 −《サンクトペテルブルクの二連画》を中心に−
鈴木伸子(東京藝術大学) 要旨
10:40-11:20 ディルク・ファン・バビューレン作《キリストの埋葬》の図像源泉と注文主 深谷訓子(尾道大学) 要旨
11:20-12:00 ギュスターヴ・モロー作《天界を観想する大神パン》
  −諸宗教の調停者−
金岡直子(大阪大学) 要旨
    
研究発表(午後)
第一分科会(13:15-16:05、会場:同志社大学 夢告館) 
13:15-13:55 「絵本」出現の一背景
 −『絵本宝鑑』の著者橘宗重の出自の解明を通して−
市川廣太 要旨
13:55-14:35 岡田三郎助《水浴の前》−「理想画」における花の象徴性− 高山百合(九州大学) 要旨
休憩10分      
14:45-15:25 近代日本彫刻の潮流と石井鶴三《島崎藤村先生像》
  −星取り法と直彫りの対比を通して−
福江良純
(京都府立京都八幡高等学校)
要旨
15:25-16:05 松本竣介の「立てる像」(1942)および戦時期諸作品における象徴 長田謙一(首都大学東京) 要旨

第二分科会(13:15−15:15、会場:同志社大学 夢告館) 
13:15-13:55 J.M.W.ターナー作《麦を運ぶ女性のいるリッチモンド・ヒル》の主題について 出羽尚(武蔵大学) 要旨
13:55-14:35 ジェームズ・マクニール・ホイッスラー作《アトリエのホイッスラー》にみられる《ラス・メニーナス》の影響とその意義 佐藤菜々子
(吉野石膏美術振興財団)
要旨
14:35-15:15 エドワード・ホッパー作《線路脇の家》
 −「アメリカ的」特質と母の投影−
山田隆行(早稲田大学) 要旨
 
 
 
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