あいさつ    ◆ 概要    ◆ 規約    ◆ 組織図    ◆ 事務局所在地

美術史学会概要

美術史学会は、1949年に会員総数201名で発足した比較的新しい学会です。現在の会員総数は創立時の12倍を超える約2400名、そのうち大学関係者、美術館・博物館関係者、学生の会員がほぼ3分の1づつを占めています。全国を中部地方以東と近畿地方以西に二分し、東西両支部所属機関に支部事務局を置き、現時点では、東支部事務局が学会本部事務局を兼ねることになっており、3年ごとに担当機関を変えています。個々の会員は、勤務地や就学地により、東西両支部のいずれかに所属します。  学会発表の場は、毎年5月下旬に東西両支部所属機関で交互に行われる全国大会、東西両支部で個別に開催される例会であり、発表を希望する会員の申請は、全国大会の場合、後に述べる担当支部の常任委員会、例会の場合、所属支部の常任委員会の審査により、その当否を決定します。また、学会誌に『美術史』があり、所定の投稿規定に従って投稿すれば、常任委員会のもとに置かれる編集委員会において採否が決定されます。  なお、『美術史』のほか、美術史学会会員が編集委員を務める美術研究誌に『國華』『仏教藝術』、所属各機関の紀要などがあり、会員の重要な研究発表の場になっています。  常任委員会は、東西両支部に置き、学会の方針や案件などを審議し処理します。会員数の比率により、東支部の常任委員は18名、西支部は12名、全国大会の前に行われる各支部所属会員の投票によって選出します。常任委員の任期は選出された全国大会総会後から次々会の総会前までの2年間です。東支部9名、西支部6名の半数づつ改選してゆくことになっており、2期4年務めた委員は、以後2年間、委員に選出されません。また、必要に応じて、東西各常任委員会が委嘱して、常任委員(委嘱委員)を置くことができます。  常任委員会で審議された重要案件を議決する最高議決機関が、全国大会に合わせて開催される総会です。総会前日に開催される東西合同常任委員会で当該案件を審議のうえ、総会に提案されます。  代表委員は、学会を代表して、様々な案件の処理、方針の実現に当たります。任期1年、4期までを限度として、毎年、全国大会の後、全常任委員の互選により選出されます。そのうえで、代表委員に選出された常任委員が所属しない支部に、その支部代表委員を置きます。


All Rights Reserved, Copyright(C) 2002- The Japan Art History Society