2023年5月改訂版
『美術史』投稿規程
一、 投稿資格について 会員を原則とする。
二、 論文は原則として未発表のものに限り、本文・註を含めて一篇二〇〇〇〇字以内、挿図と表を合わせて二十点以内を原則とし、一二〇〇字程度の日本語要約を付ける。欧文は 一文字を二分の一文字としてカウントする。表については論文中に占める総分量を二頁以内とし、必要最小限のサムネイル画像(縮小した画像)を組み込んでも良い。原稿はすべて、正本の他に副本三部(挿図や表、および要約含む、コピー可)を添える。
三、 研究動向、新資料紹介、書評等を投稿する場合は、一篇8000字以内、挿図は5枚以内を基準とする。欧文は 1文字を1/2文字としてカウントする。正本の他に副本(挿図含む)二部を添える。
四、 論文、研究動向等、いずれの場合も、一回の投稿は完結した一篇に限る。
五、 投稿締切日は毎年二回、6月末日と11月末日とする(消印有効)。投稿先は、(株)毎日学術フォーラム内 美術史学会係とする。
六、 原稿の提出は、文書作成ソフトによる印字原稿を原則とする。手書き原稿で提出する場合は、400字または200字詰原稿用紙に清書すること。いずれの場合も縦書きとし、完全な形で提出する。提出後の内容変更や書き加えは認められない。文書作成ソフトによる印字原稿の場合は、CD等にデジタルデータを保存し、添付する。
七、 特別な組方を必要とする部分(割註など)は、はっきりとわかるように指示する。
八、 挿図、表等の数量と大きさについては、投稿者の意向を尊重しつつ、編集委員会が決定する。
九、 挿図に用いる写真の掲載許可については、投稿者が自らの責任において、日本における慣行に配慮しつつ、しかるべき手続きをとる。ただし学会は必要に応じて、許可を求める依頼状を作成する。なお、許可に要する費用は投稿者負担とする。
十、 論文に使用する挿図には、「執筆者撮影」等を含め、出典を明記する。
十一、 採用決定通知をうけた投稿者は、日本語1200字程度に相当する欧文要約を作成し、可能な限りネイティヴチェックを経て提出する。
十二、 原稿(註等を含む)及び挿図・表・欧文レジュメ等をデジタルデータとして提出する場合の規定は執筆細目に拠る。
十三、 執筆者には初校を送るが、校正はあくまでも誤植訂正にとどめる。原文の増減変更は許されない。
十四、 執筆者には、論文抜刷40部が学会負担で提供される。それ以上の部数については執筆者負担とする。
十五、 採択された論文(日本語要約、欧文要約を含む)を『美術史』に掲載する権利は学会が有する。このほか、学会は、学会自身が発行または編集する書籍・雑誌・電子出版物に転載し、インターネットそのほかの方法により公衆送信することができる。
十六、 この規定に記されていない事項については、編集委員会が判断する。
十七、 原稿の郵送中や、その他の不測の事故については、編集委員会は責任を負わない。

『美術史』編集規程
一、 掲載記事の決定
『美術史』に掲載する論文、研究動向、新資料紹介、書評等は、常任委員会の委嘱をうけた編集委員会の議を経て、これを決定する。論文は、原則として、全て投稿による。ただし、編集委員会は必要に応じて原稿を依頼することができる。
二、 原稿の執筆
論文等の書き方は、『美術史』執筆細目による。
三、 編集委員会の機能
編集委員会は、原稿の内容、表現等についての問題点を指摘し、再検討をうながすことができる。
四、 査読委員の委嘱
・編集委員会は、投稿論文の内容に応じて、その主題の当該分野または隣接分野を専攻する会員から、論文一篇につき二名の査読委員を委嘱する。また必要に応じて、会員以外の研究者に査読を委嘱することもできる。
・査読委員の氏名は公開する。ただし個々の投稿論文の査読委員の氏名は特定しない。
・投稿者と師弟関係にある者等は、その論文の査読委員になることはできない。
五、 論文の査読
査読委員は、以下の判定基準に照らして論文を審査し、その結果を文書によって編集委員会に報告する。判定基準―・新知見の有無 ・論述内容の妥当性 ・論述形式の妥当性。
六、 論文の採否の決定
編集委員会は、査読委員の審査結果と担当の編集委員一名の意見を尊重して、論文の採否を決定し、その結果と理由を投稿者に通知するとともに、常任委員会に報告する。

『美術史』執筆細目
一、 応募原稿の一ページ目には、氏名、題目を記入し、2ページ冒頭に題目を記し、以下無記名で、本文、註を続ける。別途、『会報』に掲載の「投稿フォーム」および「投稿チェックシート」を、投稿受付係に送付する
二、 本文、註は縦書き、挿図、表等のキャプションは、横書きとする。
三、 本文、註、挿図、表、キャプション等をデジタルデータで入稿する場合は、CDに各種デジタルデータをわかりやすく保存して提出する。使用したワープロ・ソフトウェアの名称とヴァージョンを明記する。ただし、使用するソフトウェアは汎用的なものとする。画像データについては、解像度等に留意すること。文字データ入力の際にイタリック体、ゴシック体などの特殊文字の指定や書式設定に関する特別な操作をしてはならない。いずれの場合も、白紙にプリント・アウトした原稿にアンダーライン等で適宜、指示する。
四、 統一をはかるため、編集委員会で体裁を改めることがある。
  註、挿図の指示、年号、については次のように統一する。
   註・・・・・・という。(右下にアラビア数字を丸括弧でくくる。ワープロの場合は、「……という(1)」でも構わない。)
   挿図 ○○美術館所蔵の一点(挿図5)は、
   年号 日本、中国などの元号に西暦を併記するとき、文明十五年(一四八三)
   西暦に日本、中国などの元号を併記するとき、一九〇一年(明治三十四)
   縦書きにおける数字の扱いは、次を基本とするが、表記の統一は各原稿内にとどめ全体の統一はしない。
   二桁まで 十六羅漢、十九世紀、三十六番
   三桁以上 五〇〇個、一八六五人
   ただし、慣用的な表記や表記の統一が必要な場合は、その限りではない。
   五百羅漢、千体仏などの慣用的な表記。二三窟、二五五窟などの連続番号。
五、 巻頭図版は必要と思われる場合のみ、採択決定後、編集委員会が選定する。
六、 著者校正は、初校のみとし、それ以後の修正は認めない。外国出張などで長期に不在の場合は、前もって編集委員会に知らせること。

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